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ステッキの素材
ヨツヤステッキの取扱うステッキに使用されている素材はどれも高級品ばかりです。
ここで、素材についてご紹介致します。


■スネーク ウッド

スネーク ウッド� ステッキの王様、最高級品。 南米ブラジル周辺・南アジアが産地の希少材で、名前の通り魅力的な蛇のウロコのような美しい模様があり一本一本模様が違い均一的なウロコ模様をもつ杖が価値が高い。
通常伐採してから20年位寝かせ杖を加工する。
材質は極めて堅く重厚、加工難しい。スネークウッドは別名を Letter Wood と呼ぶ様に文字を並べた様な模様が出るのが特徴です。
その模様が蛇の鱗の様なのでスネークウッドの名前が取引名になっています。
直径が25cm位にしかなりませんが白太は価値がないので、白太は削り取られて15cm位の丸木杣材で売買されています。
産地は南米のギアナ周辺でほんの少しの出材があるだけで、幻の木と言われています。
木目の模様の良い物はステッキに加工されて、 異常な高値で販売されています。


■黒檀、EBONY

黒檀、EBONY�� カキノキ科(Ebenaceae)名称 コクタン、エボニー、黒檀、Ebony(市場名)、学名 Diospyros discolor、産地:インド、タイ、ミャンマー、スリランカ、セイロン、ヒマラヤ、アフリカ、ニューギニア、比重 1.09唐木の一種で貴重な散孔材。真黒のコグタンは、東南アジアやアフリカの民芸品として木彫りなどで見ることが出来る。大きいものは少なくなってきている。 最近のトレンドとしては、単色よりも濃淡が混じっているものが好まれる。日本では、コクタンを縞黒檀、青黒檀、斑入り黒檀などと分類して取引しているが、異なる樹種かどうかは不明。科名を 見てわかるように、果物のカキと同類の木材。コクタン類の中には、伐採されつくし現在では入手出来なくなっているものもある。 木材インドネシア名のようにKayu hitam、黒い木やKayu malam、夜の(Kayuは木の意味)と呼ばれるように、黒が強い印象の木である。心材は個別の種類により桃色と黒色による縞状や、真黒、その他など、黒色基本ではあるが、樹種により幅広く異なる。辺材はほとんどが灰白色。肌目は精、木理は通直であるが、不規則なこともある。 一般に木材は重硬で、切削・加工は困難。重くて硬く、重量感がある。 年輪ははっきりせず、木肌が細かい。油が多く、磨けば磨くほど金属のような光沢がでる。用途、唐木細工、家具(仏壇)、彫刻、旋作、象眼、絃楽器の部品、ピアノの鍵、ブラシの柄、合板の化粧表板、家具など装飾工芸的高級用に用いられる。


■ココボロ

ココボロ� 心材:切ったばかりの材は明るい黄色やオレンジがかった赤色。 加齢と共に酸化し黒い縞を伴った深い茶褐色となる。 学名Dalbergia retusa 科・Papilionaceae用途はナイフの握り,ギターその他の楽器,万年筆,宝石箱、杖の素材として用いられる。 分布・主要産地メキシコ南部や太平洋側の中央アメリカ。大きさは高さ15m前後,径最大90cmに育つ。 その他美しさや音質ではブラジリアン・ローズウッドに近い。 国際的に知られるギター製作者ホセ・オリベを含む多くの製作家は,外観や音のよさからこの材を選択肢の上位にあげている。 ココボロは他のローズウッドよりも密で重く,美しい。 すこぶる高価である。 乾燥比重はウォルナットの倍の密度があり水に浮かばず硬く耐久性に優れかなり高い接着・塗装油脂分のため接着は難しいが乾燥・加工は容易。


■マカッサル

マカッサル� 世界の最高級材のひとつ、インドネシア・スラウェシ島産のマカッサルウッド(黒檀類)のステッキです。この木はこの島でしか栽培されておらず、木質は黒檀に類似しており硬く、色は黒に薄茶色の縞模様を形成し油分を多く含む。磨けば磨くほど美しい光沢を保ち長く使えば使うほど渋さが感じられる木である。 近年伐採制限がなされており非常に入手困難になっている。 近い将来絶滅危惧から取引禁止になる可能性がある。


■ローズウッド
ローズウッド�� 現地表記East Indian rosewood、 Indian rosewood、Bombay blackwoodRosewood 学名 Dalbergia latifoliaイーストインディアンローズウツド、紫檀とも呼ぶ。 しかし木材業界ではシタンとローズウツドは別物としている。 マメ科。インド、インドネシア、ミャンマーに分布する。 比重は0.81-0.85。直径90cm。心辺材の区別が明瞭で、心材は褐色・ 金褐色・赤褐色。加工はしやすい。 指物細工などにも用いられるが、化粧単板としての利用が多い。 なかにはブラジリアンローズに似た赤紫色のきれいなものがある。 稀少になったブラジリアンロー ズの代替として使われてきた。 世界に多く出回り、 評価を得ているローズウッドだが、最近は量 が少なくなってきている。昔は太いもので高さ30m、直径1.8mぐらいのものもあったそうだが、今は直径60cm以下が普通。 緻密で光沢がある。加工性はよい。乾燥は困難。 仕上りはよく、 耐朽性も高い。古くから装飾用として愛好されており、一般に小型ないし中型の樹木で、世界 各地でいろいろなかたちのものが見られる。ローズウツドという名前は、この木のもつ香りだろうと思われる、かすかではあるが、バラの花の ような香りがある。 古い木材でもカンナをかけると香りがでてくる。


■バイオレットウッド

バイオレットウッド�� (マメ科)南米 ブラジルが原産の木。 耐久性大、加工は難しいが仕上は良好で光沢に富み重構造用・船舶用・農機具・装飾用材・床板として用いられております。 名前の通り磨けば磨くほどスミレの紫色が出てきます。 その紫の気品高い色から昔から貴族に愛されておりフランス社交界でも十分耐えうる格調高い杖の素材木です。


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